コスパ最強の革靴やレザーバッグを展開している「MORAL CODE(モラルコード)」。そのモラルコードが販売しているコインローファーが「SIMEON」です。
モラルコードは1〜2万円台のしっかりした本格革靴を販売しているブランドで、かなりおすすめです!
この記事ではモラルコードのコインローファー「SIMEON」を、実際に購入して履いてみた感じを徹底レビューし、メリット・デメリットなどを解説します。
モラルコードSIMEONはこんな方におすすめ
- お手頃価格でしっかりした本革ローファーがほしい
- オンオフ関係なく履けるデザインの靴がほしい
- レザーソールの履き心地を味わいつつ実用的な靴がいい
海外の高級靴はムリだけど、安っぽくないしっかりした本革のローファーをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
✔モラルコードSIMEONのメリット・デメリット
【この記事を書いた人】
革靴歴約30年のサラリーマンが解説します。
- 『靴磨き知識アドバイザー』
- 革靴は仕事道具。「ガッツリ履いて、しっかりお手入れ」がモットーです。
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モラルコードSIMEON(ローファー)をレビュー
私が購入したモラルコードSIMEON(ローファー)を以下の項目でレビューします。
モラルコードSIMEONのレビュー
購入したのはコニャック(ブラウン)です。
外観・アッパー(甲革)の質感
モカシン縫いのコインローファー。
つま先は丸すぎず、シャープすぎずバランスの取れたデザインです。
サイド部分。足の甲をしっかり押さえてくれます。
かかと部分には飾りのようなステッチがありました。
履いてみた感じ。
ヨーロッパの上質な革が使用されているためか、価格の割にきめ細かく柔らかい履きジワが入ります。
革質が良いと評判のスコッチグレインと比べても履きジワの入りが細やかなのが分かります。
靴のデザインが違うと履きジワの入りも変わってきますし、スコッチグレインがダメという訳ではないですよ。
ライニング(靴の内側)の素材
ライニング(靴の内側)は、オールレザーの仕様です。
インソールですが、最初見たときは「かかと」から「つま先」まで繋がっているので、フルソックタイプだなと思ったところ、
実は、取り外し可能なインソールが入っていました。
どうりで履いたときにかなりタイトだなと思いました……。
インソールが付属しているので、サイズ調整ができて安心です。
インソールを外した靴の中。中底は蒸れを軽減するパンチ加工がされています。
アウトソール(靴底)の質感
アウトソール(革底)はレザーソールですが、地面と接地する部分にはラバー加工がされています。
レザーソールなのに滑りにくい仕様です。
レザーソールの履き心地の良さと、ラバーソールの滑りにくさを併せ持っているのでレザーソールに慣れていない方にもおすすめです。
サイズ感
私はリーガルやスコッチグレインなどの革靴は25.5cmを履いていますが、モラルコードも25.5cmでジャストサイズでした。
モラルコードSIMEONのウィズ(足囲)は、一般的な2Eサイズです。
参考までに私の足のサイズをでJIS規格のサイズ表に当てはめてみます。
✔私の足のサイズ
- 足長(サイズ):左25.9右25.8
- 足囲(ウィズ):左25.1右25.3
✔JIS規格のサイズ表 ※日本のサイズ表記はおおよそこの規格に準じてサイズが作られています。
足長/足囲 | E | EE | EEE | EEEE |
---|---|---|---|---|
23.5cm | 23.4 | 24.0 | 24.6 | 25.2 |
24.0cm | 23.7 | 24.3 | 24.9 | 25.5 |
24.5cm | 24.0 | 24.6 | 25.2 | 25.8 |
25.0cm | 24.3 | 24.9 | 25.5 | 26.1 |
25.5cm | 24.6 | 25.2 | 25.8 | 26.4 |
26.0cm | 24.9 | 25.5 | 26.1 | 26.7 |
26.5cm | 25.2 | 25.8 | 26.4 | 27.0 |
27.0cm | 25.5 | 26.1 | 26.7 | 27.3 |
私の足のサイズをこのサイズ表に当てはめると「25.5cmのEE」、「26.0cmのEE」あたりが合うことになります。
25.5cmを購入してちょうどよかったので、JIS規格のサイズのとおり購入して問題ないのかなと思います。
サイズ感については、公式サイトでも詳しく解説していますので参考にしてみてください。
公式サイトの「お問い合わせ」からサイズの相談もできますよ↓
※サイズ感のお問合せについて
モラルコード公式サイト
普段お履きの具体的なシューズのブランド名とサイズをご記入いただけますとよりスムーズです。お気軽にどうぞ!
また、仮にサイズが合わなかったとしても、14日以内であれば送料無料で交換可能なので安心です。
※返品条件を満たしている場合に限ります。
【ちょっと補足】
- スニーカーと革靴はサイズ表記が違う
- 革靴のサイズ表記は、その靴を履く人の足の大きさ(足長)を想定しています。、スニーカーのサイズ表記とは違うので、普段革靴を履かない方は注意してください。
- ウィズ(足囲)も把握する
- 「ウィズ」とは、横幅の一番広いところを一周した長さのことです。ウィズやワイズと呼ばれ、アルファベットで表記します。
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重さ(他の靴との比較)
重さを測ってみたところ、両足で900gでした。
公式サイトでも「片足約450g」と説明がありましたので、仕様どおりです。
私が所有する靴と重さを比較してみます。
靴の種類 | 製法 | 重さ |
---|---|---|
モラルコードSIMEON(今回購入した靴) | グッドイヤーウェルテッド製法 | 900g |
リーガル 2504NA | グッドイヤーウェルテッド製法 | 1,100g |
スコッチグレイン シャインオアレイン | グッドイヤーウェルテッド製法 | 900g |
アディダス レザースニーカー | 800g |
アディダスのレザースニーカーより少し重いぐらいですので、スニーカー感覚で履けると思います。
リーガル2504NA
スコッチグレイン シャインオアレイン
アディダスレザースニーカー
モラルコードSIMEON(ローファー)のスペック
モラルコードSIMEONは、汎用性の高いデザインのコインローファーです。
定価 | 25,080円 |
デザイン | コイン(ペニー)ローファー |
革の種類 | 銀付き革(カーフ) |
製法 | グッドイヤーウェルテッド製法 |
ソール(靴底) | レザー&ラバーのインジェクションソール |
ウィズ | 2E |
カラー展開 | ブラック コニャック(ブラウン) ネイビー |
原産地 | インド |
本格革靴の定番製法であるグッドイヤーウェルテッド製法のため、履き込むたびに中底のコルクが沈み込んで自分の足形に馴染んでいきます。
✔モラルコードSIMEONのカラー展開
モラルコードSIMEON(ローファー)のメリット
モラルコードSIMEONのメリットは以下の3つです。
詳しく解説します。
高品質な革靴なのにお手頃な価格
モラルコードのコンセプトどおり、高品質でありながら手に入れやすい価格で販売されているのが、最大のメリットです。
ヨーロッパの高品質な革を使用したグッドイヤーウェルテッド製法の靴が2万円台で購入できるので、本格革靴デビューを考えている初心者の方にもおすすめといえます。
レビューでも紹介しましたが、革質がきめ細やかで柔らかいです。
汎用性の高いデザイン
コインローファーはデザインを気をつけないと、学生っぽくなったり、おじさんっぽくなったりします。
モラルコードのローファーはノーズがあり大人な雰囲気を出しつつ、きれいめなデザインなので問題ありません。
オンオフ兼用で履ける、「ちょうど良い」デザインです。
レザーソールなのに滑りにくい
レザーソールは履き心地が抜群でカッコよさもありますが、滑りやすいのがデメリットです。
この靴はレザーソールにラバー加工をしているため、革底のカッコよさを残しつつ、デメリットである滑りやすさが解消されています。
レザーソールデビューをしたい初心者の方におすすめです。
モラルコードSIMEON(ローファー)のデメリット
モラルコードSIMEONのデメリットも紹介します。
実店舗での試着ができない
この靴というより、モラルコード全体のデメリットになりますが、モラルコードは店舗がなくオンライン販売のみのため試着や革質の確認ができません。
サイズ感や革質が分からない状態で購入しなければならないのは少し心配です。
実店舗を持たずコストを抑えることで高コスパを実現できているので、しょうがない部分ですね……。
ただ、公式サイトの「お問い合わせ」からサイズの相談ができますし、仮にサイズを失敗しても14日以内なら送料無料で交換できるので、そこまで心配する必要はありません。
結構、在庫切れになる
これもSIMEONだけでなく、モラルコード全体のデメリットになりますが、需要期は結構在庫切れがあります。
モラルコードは環境問題にも取り組んでいて、大量生産による余剰在庫を防止し数量限定販売をしているためです。
SIMEONもしばらく在庫切れの期間がありました。
需要期にはいつ売り切れるかわかりませんので、在庫があるうちに購入しておきましょう!
モラルコードの購入方法解説(FAQ)
モラルコードのお得な購入方法などをFAQ形式で解説します。
Q.モラルコードのおすすめ購入方法は?
- モラルコードは公式サイトでの購入がおすすめです。
Amazonや楽天市場でも販売されていますが、価格が公式サイトより割高となっています。
モラルコードは公式サイトで購入するのが一番です。
※今回レビューした「SIMEON(ローファー)」は公式サイト以外では販売されていません(2023年5月現在)。
Q.メンバー登録した方がよい?
- メンバー登録をしなくても購入は可能ですが、メンバー登録をすると即日に使える500ポイントがもらえます。
会費などは一切かからず、ポイントもすぐに使えて実質500円引きになるので、おすすめです。
Q.支払い方法は?
- 各種クレジットカード払い、コンビニ決済、代引き決済のほか、AmazonPay決済、楽天Pay決済、PayPay決済が使えます。
多彩な支払方法に対応しているので、支払い方法で困ることはないと思います。
Amazon会員の方はAmazon Pay決済が使えるので、クレジットカード登録をしなくても簡単に購入できますよ。
Q.送料はかかる?
- 送料は全国一律無料です。
Q.注文からどのぐらいで商品が届く?
- 通常、注文後1日〜3日後に商品が発送になるので、2日〜4日後にお手元に届きます。
私も注文から4日後に手元に届きました。
Q.返品やサイズ交換はできる?
- ①出荷日から14日以内にメールで問い合わせ
②試着は土足でなく部屋履きのみ
③購入時と同様の状態
以上の条件はありますが、返送料や手数料無料で返品、サイズ交換が可能です。
返品の連絡先:support@moralcode.jp
↓詳細は公式サイトを確認してみてください。
>>公式サイトを見てみる
MORAL CODE(モラルコード)の基本情報
モラルコードは2017年にアメリカで誕生した新しいブランドです。
現在はアメリカ、インド、日本で「レザーシューズ」「レザーバッグ」「レザーアクセサリー」などの革製品を販売しています。
ビジネスからカジュアルな場面まで、さまざまなシーンで利用できるアイテムを取り揃え、「本物でありながら、お値打ち価格」をポリシーに高いコストパフォーマンスに挑戦中です。
すべて北米やヨーロッパから上質な原皮を輸入し、インドで鞣し(なめし)加工をすることで高いコストパフォーマンスを実現しています。
知名度は高くないかもしれませんが、品質の良さとコストパフォーマンスの高さは他のブランドに引けを取りません。
なお、日本では「HMトレーディング」が正規販売店となっています。
【モラルコードの販売業者】
販売会社 | HMトレーディング株式会社 |
販売責任者 | 堀内裕子 |
住所 | 神奈川県川崎市中原区小杉町1-556 |
公式サイト | 詳細を見る |
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まとめ|モラルコードSIMEON(ローファー)はオン・オフ兼用で履けるコスパの高い革靴
この記事では、モラルコードのコインローファー「SIMEON」を実際に履いてみて感じたメリット・デメリットを解説し、使用感やサイズ感などをレビューしました。
モラルコードSIMEONはこんな方におすすめ
- お手頃価格でしっかりした本革ローファーがほしい
- オンオフ関係なく履けるデザインの靴がほしい
- レザーソールの履き心地を味わいつつ実用的な靴がほしい
モラルコードSIMEONは、本格的なローファーをお手頃価格で手に入れたい方にぴったりのアイテムです。
海外の高級靴はムリだけど、安っぽく見えないしっかりした本革コインローファーをお探しの方は、ぜひお試しください。
モラルコードはかなりおすすめのブランドです!
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