
日本の紳士靴メーカーとしてはおなじみのリーガル。そのリーガルで販売されている雪道対応ソールを使った革靴が811R BBPです。
811R BBPは雪道対応ソール以外にも、アッパー(甲革)にガラスレザーが使用されているので悪天候でも安心して履くことができます。
この靴を履いて3シーズン経過しましたので、使用感やサイズ感などをレビューし、おすすめポイント・マイナスポイントなどを解説したいと思います。
冬でも履ける本格革靴を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

画像出典:リーガル公式オンラインショップ
✔リーガル811R BBPの仕様
定価 | 28,600円(税込み) |
デザイン | 内羽根ストレートチップ |
革の種類 | ガラスレザー |
製法 | セメンテッド製法 |
ソール(革底) | ラバーソール (雪道対応ソール スノーホールド) |
ウィズ | 2E |
特徴 | ・ほどよい丸みのあるスタイル ・軽量で履きやすい作り |

【この記事を書いた人】

革靴歴約30年のサラリーマンが解説します。
- 『靴磨き知識アドバイザー』
- 革靴は仕事道具。「ガッツリ履いて、しっかりお手入れ」がモットーです。
- 詳しいプロフィールはこちら。
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※当サイトには広告が含まれる場合があります。
リーガル811R BBPの基本情報

日本の定番紳士靴ブランド リーガルで販売(ブランド解説)
リーガルとは?

日本の紳士靴メーカーとしてはおなじみのリーガルです。
リーガルは、100年以上の歴史を持つ明治35年創業の靴メーカーで、「REGAL SHOES」を中心に、全国で約200店舗強を運営している日本のサラリーマンの定番ブランドです。
国内にある自社工場で作られる革靴は、高品質なのにコスパが良いことで有名です。

日本のサラリーマンにはおなじみですよね。コスパが高く使いやすい様々な靴が販売されています。
リーガル811R BBPの仕様
定価 | 28,600円(税込み) |
デザイン | 内羽根ストレートチップ |
革の種類 | ガラスレザー |
製法 | セメンテッド製法 |
ソール(革底) | ラバーソール (雪道対応ソール スノーホールド) |
ウィズ | 2E |
特徴 | ・ほどよい丸みのあるスタイル ・軽量で履きやすい作り |


画像出典:リーガル公式オンラインショップ
【ちょっと補足】
- 雪道対応ソール スノーホールドとは?
- 針状の酸化亜鉛単結晶体「パナテトラ」を配合していて、凍った路面をひっかき粘る効果があります。
縦横にスリットの入ったブロックが、雪道などで滑りにくい構造となっています。
※「パナテトラ」は株式会社アムテックの登録商品です。
- ガラスレザーとは?
- ガラスレザーは、「ガラス張り革」とも呼ばれ、原皮を平らなガラス板に貼り付けて乾燥させて、塗料や合成樹脂で表面を均一に仕上げた革です。
樹脂などでコーティングしているため、お手入れが簡単で水に強いというメリットがありますが、革靴特有のエイジングが楽しめないというデメリットがあります。

リーガル811R BBPをレビュー

アッパー(甲革)
アッパーはリーガルではおなじみのガラスレザーです。樹脂コーティングされた革のため雨や雪など悪天候でも気にせず履くことができます。
製法はアッパーとソールを接着剤で圧着したセメンテッド製法を採用しており、コバからの浸水も心配ありません。

ガラスレザーなのでクリームで軽く磨いただけで、結構な光沢が出ます。

ガラスレザーは本格革靴の醍醐味であるエイジングが楽しめないので、革靴好きの方から敬遠されがちですが、個人的にはガラスレザーにも特有のエイジングがあると思っています。

ちゃんとお手入れをしていれば、ガラスレザー独特の経年変化が楽しめますよ。
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ライニング
ライニングは、かかと部分はレザーですが、真ん中からつま先までの部分は布が使用されています。

オールレザーではないのが少し残念ですが、リーガルは高いグレードでなければオールレザーにならないのでしょうがないですね。
布のライニングは革よりムレにくいといわれますが、汚れやホコリが付きやすいところがたまにキズ……。
3シーズン休まず履いてきたこともあり、奥の方に結構な汚れやホコリが付いています。

かかと側のライニングとインソールはレザーになっています。

革靴は、履き込んでかかとのインソールが飴色に変色していくのがいいですよね。
ライニングの汚れについて
3シーズン履いて汚れが結構付いていましたが、ゴシゴシ拭いて布が破れてしまってもイヤなので、しばらくそのままの状態にしていました。
どうにかキレイにできないかと思い、試しに靴の宅配クリーニング店に靴の丸洗いを頼んでみたところ、すっかり汚れが落ちました。


なにより3年ハードに履いて気になり始めていた靴のニオイが解消されたのに感動しました。

今回頼んだ靴の宅配クリーニングは「Kutoon Wash(クトーンウォッシュ)」です。
Kutoon Washは靴が届いてから原則、2営業日で返送してくれるので、手軽に靴クリーニングを頼むことができます。
靴の汚れやニオイが気になっている方は、靴の宅配クリーニンがおすすめです。
【あわせて読みたい】
>>【革靴を洗う】靴の宅配クリーニング「Kutoon Wash」の体験レビュー
>>革靴を宅配クリーニングに頼むならどこがオススメか調査してみた【6社を徹底検証】
ソール
雪道対応ソールのスノーホールドが使われています。「パナテトラ」配合で雪道でも安心です。

グリップ力があるので、凍結路でも滑らずに歩くことができます。

雪道対応のソールなのに薄くてスマートなソールのため、横から見ても普通のラバーソールと変わりません。

雪がない場面で履いていても違和感なく普通に履けます。
ただし、デメリットのところでも書いていますが、グリップ力を増すために柔らかい素材が使われているため雪道以外を歩くとソールが減りやすいです。
通年で履きたいところですが、少し注意が必要です。
サイズ感
811Rシリーズの木型(靴の形)は細身でもなく丸くもなく、平均的でオーソドックスなデザインです。ウィズもリーガル定番の2Eなので履きやすいと思います。
普段履いている革靴のサイズは25.5cmですが、この靴も25.5cmでジャストサイズでした。
✔私がZOZOMATで計測したサイズ
- 足長:左25.9右25.8
- 足囲:左25.1右25.3
✔JIS規格のサイズ表 ※日本の革靴はおおよそこの規格に準じてサイズが作られています。
足長 | E | EE | EEE | EEEE |
---|---|---|---|---|
23.5cm | 23.4 | 24.0 | 24.6 | 25.2 |
24.0cm | 23.7 | 24.3 | 24.9 | 25.5 |
24.5cm | 24.0 | 24.6 | 25.2 | 25.8 |
25.0cm | 24.3 | 24.9 | 25.5 | 26.1 |
25.5cm | 24.6 | 25.2 | 25.8 | 26.4 |
26.0cm | 24.9 | 25.5 | 26.1 | 26.7 |
26.5cm | 25.2 | 25.8 | 26.4 | 27.0 |
27.0cm | 25.5 | 26.1 | 26.7 | 27.3 |
私の足のサイズをこのサイズ表に当てはめると「25.5cmのEE」、「26.0cmのE」、「26.0cmのEE」ということになるので、JIS規格のとおりのサイズ感でほぼ合っています。
セメンテッド製法のためグッドイヤーウェルテッド製法のように履き込んでインソールが沈み込むという感覚はありませんが、革が馴染んでくると緩くなるのでタイトフィットめで購入してもよいと思います。

リーガル811R BBPのメリット

リーガル811R BBPを購入して感じたメリットは、以下の3つです。
- 防滑ソールで雪道でも安心
- ガラスレザーでお手入れが簡単
- 軽量でソフトな履き心地
詳しく解説します。
防滑ソールで雪道でも安心
何度も出てきますが、グリップ力のある雪道対応ソールにより凍結路でも滑らずに歩くことができます。
雪道対応ソールは針状の酸化亜鉛単結晶体「パナテトラ」を配合していて、縦横にスリットの入ったブロックが、雪道などで滑りにくい構造となっています。
実際に凍結路や濡れた代理石の上などを早足で歩いていますが、グリップが効いて本当に滑らないです。
ガラスレザーでお手入れが簡単
ガラスレザーとは「ガラス張り革」とも呼ばれ、原皮を平らなガラス板に貼り付けて乾燥させ、顔料系の塗料や合成樹脂を使って表面を均一に仕上げた革です。
811R BBPのアッパー(甲革)はガラスレザーであるため、汚れやホコリが付きにくく多少の汚れは軽く水拭きしてあげるだけで簡単に取れます。
※ただ、ガラスレザーのお手入れは水拭きだけでよいという意見もありますが、普通の革靴と同様に定期的にクリームでお手入れすることをオススメします。
【あわせて読みたい】
>>ガラスレザーのエイジングを楽しむ…オススメのお手入れ方法も紹介
軽量でソフトな履き心地
セメンテッド製法ということもあり、軽くて履き心地もソフトな感覚。
普段、グッドイヤーウェルテッド製法の靴を履かれている方には物足りないかもしれませんが、その分雪道などの悪路でも歩きやすいです。

重さは700グラムでした。
同じように計ったスコッチグレインのシャインオアレイン、バーウィックのプレーントゥが900グラムでしたので200グラムほど軽いです。
たかが200グラムかもしれませんが、雪道や長時間歩いてみると違いが分かると思います。

リーガル811R BBPのデメリット

リーガル811R BBPにはデメリットもあります。
- 雪道対応ソールはすり減りやすい
- ソール交換に制限がある
以下で解説します。
雪道対応ソールはすり減りやすい
雪道対応ソールはグリップ力を優先しているため、通常のラバーソールより柔らかく減りやすくなっています。
ソールがスマートなため通年で履きたくなりますが、雪道以外をずっと履いているとすぐにソールがすり減ってしまうので注意が必要です。
【雪道対応ソールに関して】
リーガルオンライショップ
滑りにくいという機能を優先している為、一般的なソールと比較して素材が柔らかく、降雪のない状態での着用では磨耗が早い傾向があります。
ソール交換に制限がある
セメンテッド製法のため何度もソールを張り替えて履くことができません。
公式サイトでは、オールソール(ソール交換)は1回のみとされています(ヒール部分は何度もOK)。
ソールが柔らかく減りやすいのに、ソールの張り替えができないのはマイナスポイントです……。
ただ、リーガルの純正パーツでの交換ができないだけで、靴のリペアショップに持っていけばソール交換は可能だと思います。
この点については今後、検証していきたいです。
リーガル811R BBPのおすすめ購入方法

革靴はサイズ感が重要なので、店舗で試着して購入するのが一番です。
ただ、私のように田舎地方に住んでいて店舗が近くにないとか、店員さんに見られながらだとじっくり選べないという方はネットで購入するのをおすすめします。
リーガルの靴をネットで購入する場合のおすすめは以下の2つです。
- リーガル公式オンラインショップ
- Amazon(AmazonFashion)
試着ができないネットでの購入では、返品や交換が簡単(できれば無料)にできるかどうかが重要です。
上記の2つは、どちらもサイズ違いやデザインが気に入らないなど、購入者の都合による返品・交換も送料無料で対応してくれます。
リーガル公式オンラインショップ
- リーガル公式オンラインショップのメリット
- 製造から出荷まで全工程を管理していて安心の品質
- サイズ変更や返品が何回でもOK!商品返送にかかる送料も無料
- リーガル公式のため品切れが少ない
オンラインショップで選んで、指定の店舗で試着して購入する方法もできます。
デメリットとして、定価販売のものが多く価格面で楽天やAmazonなどの他のネットショップの方がお得に購入できる場合がある点です。

リーガルは定期的にセールなどを行っているので、タイミングが合えばお得に購入できる場合もあります。
アマゾン(Amazon Fashion)
Amazonの「Amazon Fashion(アマゾン ファッション)」は、購入後30日以内であれば、返品・交換が無料です。
- アマゾンファッションのメリット
- 購入後30日間返品可能
- 返品、返送料無料(一部条件あり)
- 色違いサイズ違いも在庫があれば無料で交換可能
Amazon Primeの会員であれば試着もできます。最初からサイズ違いの靴を3足ぐらい取り寄せて、サイズが合う靴だけ購入して返品するという方法も。
注意点としては、商品の中に「Amazonマーケットプレイス」と呼ばれる一般の出品者が販売する商品があり、返品不可の場合があります。

Amazonが直接販売しているか、返品可能かどうか、購入前に画面で確認しましょう。
楽天など他のネットショップは?
楽天やyahooショッピングなどのネットショップも、リーガルの靴をお得に購入できます。
ただし、販売しているショップによっては返品に送料がかかったり、そもそも返品ができなかったりする場合があるので注意が必要です。
デザインやサイズ感が不安な場合は、注文する前に返品ができるかどうか、送料はかかるかなどを調べてから購入することをおすすめします。
【あわせて読みたい】
革靴をネットで購入する際に失敗しない方法を解説しています。
まとめ|リーガル811R BBPは防滑で冬でもガシガシ履けておすすめ
この記事では、リーガルの雪道対応ソールを使用した「811R BBP」をレビューしました。
リーガル811R BBPは防滑ソールで雪道でも安心なのはもちろんのこと、アッパーにガラスレザーが使われているので雨などの悪天候でもガシガシ履くことができます。
降雪地域にお住まいの方で冬季間も革靴を履く必要がある方は、ぜひお試しください。

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